鍼灸治療
鍼灸治療とはどのようなものか?
鍼灸治療について知りたいと思っている人も多くいるのではないでしょうか。
ここでは、鍼灸治療とはどのようなものか? についてご紹介しましょう。
鍼灸治療とは?
鍼灸治療のイメージとしては、恐ろしい、痛そうという感じを持っている人が多くいるでしょう。
しかし、このような鍼灸治療のイメージは間違っています。
鍼灸治療を受けている患者で、恐ろしい、痛いということを実際に我慢しているような場合は少ないでしょう。
というのは、効果が鍼灸治療はあることを把握しており、鍼灸治療を気持ち良く受けているためです。
ここでは、鍼灸治療についてご紹介しましょう。
鍼は、0.16mm~0.18mmの太さのものを使っています。
人の毛髪は約0.1mmの太さであるため、毛髪よりもちょっと太くなりますが、非常に細いため痛みも多くありません。
鍼はステンレス製の折れにくいものを使っており、衛生面においても使い捨てであるため安全安心です。
もぐさを燃焼して、灸は使います。
もぐさは、ヨモギが原料になっており、薬草として古くから使われてきただけでなく、適度な温度で、容易に点火できて消えやすいものです。
さらに、もぐさはだんだんと温度がアップしていくので、もし熱くなったとしても熱いとはそれほど感じないでしょう。
また、皮膚の上に直接載せて、燃焼しないで間接灸という筒にもぐさを入れて皮膚に棒で押して貼るものを使います。
温度がゆっくりと低下していくので気持ちいい温熱効果が継続し、内臓とツボは深く関係しており、体の内部から温められます。
鍼灸治療は長い歴史がある
鍼灸治療は、中国において文献に紀元前に鍼治療がすでに非常に流行したということも記載されており、伝統医学として歴史が約2000年以上もあります。
奈良時代に日本に鍼灸治療が伝わったとされており、庶民にも江戸時代には普及したと言われています。
この後、西洋医学が明治政府の方針によって強く推進されるようになって、日本の伝統的な漢方や鍼灸などをメインにするものは衰退してきました。
しかし、この後も民間では強いサポートがあり、国家資格として灸師、鍼師は制定されました。
「あん摩マッサージ指圧師、はり師きゅう師などに関する法律」の基礎になる法律が戦後には制定され、鍼灸は日本において科学的な根拠がより強く要求されるようになって、学会レベルで研究も行われるようになりました。
中国の鍼と違って、日本の鍼は非常に細いものを使っています。
鍼は太い方が効果が期待できると言われていますが、強い痛みがあります。
そのため、日本においては痛みに対して敏感であるため普及があまりしなく、管鍼法という杉山和一という人が考えた、鍼治療として細い管と鍼を組み合わせたものが現在普及しています。
鍼灸治療で効果が期待される症状
腰痛・肩こり
腰痛・肩こりは、筋肉が生活習慣や姿勢、内臓の不調、冷えなどで緊張状態になって、血液の流れが悪化することなどで起きます。
腰痛の場合は、「委陽」や「崑崙」などという足にあるツボを刺激することによって筋肉が柔らかくなって、「環跳」というお尻にあるツボを刺激することによって股関節の周囲の血液の流れが促進します。
肩こりの場合は、「天髎」「肩井」という肩から首にかけてあるツボ、「列缺」「手三里」などの腕にあるツボを刺激します。
自律神経失調症
自律神経がストレスや疲労などでアンバランスになれば、「不定愁訴」と言われるめまいや頭痛、肩こり、イライラなどの辛い症状が現れます。
「郄門」や「内関」という腕にあるツボを刺激すれば、自律神経がバランス良くなって、機能として下がっているものをアップする働きが期待できます。
眼精疲労
眼精疲労の場合は、目がかすむ、ショボショボする、充血するなどが現れますが、一つの要因としては「毛様体筋」という目の焦点を合わせるものの疲労が考えられます。
酷い場合は、辛い肩こりや頭痛、めまいなどの症状が現れる場合もあります。
眼精疲労を改善するためには、「陽白」「晴明」「太陽」という目の周囲にあるツボや、「角孫」などの耳の上にあるツボを温めたり、刺激したりすれば効果が期待できます。
不妊
いろいろな要因が不妊症の場合はありますが、東洋医学としては、要因として自律神経の不調や冷え、骨盤の歪みなどであると考える場合があります。
鍼灸治療の場合は、血液の流れを改善するために腰やお腹、足を温めることによって、妊娠しやすい子宮状態に整えます。
また、自律神経をバランス良くして、排卵機能やホルモンの作用を整えたり、骨盤の歪みを骨盤の周囲の筋肉を緩めることによって治したりする場合もあります。
「三陰交」という子宮の作用を整える足のツボ、「陰交」という冷えを改善するツボ、「腎兪」などという非常に生殖機能と関係がある「腎」の作用をアップするお腹のツボを刺激します。
鍼灸治療で期待される美容効果
ダイエット
自律神経のアンバランスによる食べ過ぎ、冷えや加齢などによる新陳代謝の低下などによって、よく太る場合があります。
「飢点」という耳の前にあるツボや「内関」という腕にあるツボを刺激することによって、自律神経をいいバランスにして食べ過ぎを抑制することができます。
小顔
「脂肪ポケット」という頬などにあるツボを刺激すれば、血液の流れが改善して、老廃物として溜まっていたものが排出されるので、むくみやたるみが無くなります。
顔のコリを、「頬車」「上廉泉」などというあごにあるツボ、「翳風」という耳の後ろにあるツボを刺激してほぐせば、正常な位置に筋肉が戻ってフェイスラインの本来のものが復活するため、小顔の効果も期待できます。
バストアップ
「天渓」という胸にあるツボは、乳腺を発達させるもので、バストアップに対してはこのツボを刺激することによって効果が期待されます。
また、バストアップには、肩甲骨のコリをほぐすことも効果が期待されます。
鍼灸治療の副作用
鍼灸治療は、いろいろな効果が期待される一方、次のような副作用もあります。
内出血や瞑眩
内出血が、鍼を打ったところに起こる場合があります。
内出血は、個人によって体調、体質、鍼を打つとことなどで違いがありますが、1週間~2週間のうちに薄くなって無くなります。
鶴岡市の鍼灸整骨院では、鍼灸で使う鍼の中においても特に細い0.10mm~0.18mmというものを使っています。
また、内出血を防ぐために、鍼の抜き方や打ち方、鍼を抜いた後の手技などの対策も行っています。
一方、瞑眩というのは、施術した後に鍼の刺激によって眠気やだるさを感じることです。
しかし、これは体が鍼の刺激でいい状態に変化しようとするもので、一般的に、1日~2日で無くなります。
お灸の跡が残る
お灸の跡が、鍼灸治療によって残る場合もあり得ます。
しかし、跡があまり残らないお灸も現在ではあります。
鶴岡市の鍼灸整骨院では、体の症状や状態に応じて、お灸のいろいろな種類のものを使っています。
そのため、不安であれば鶴岡市の鍼灸整骨院に一度問い合わせてみましょう。
まとめ
ここでは、鍼灸治療とは? 鍼灸治療は長い歴史がある、鍼灸治療で効果が期待される症状、鍼灸治療で期待される美容効果、鍼灸治療の副作用、についてご紹介しました。
鶴岡市の鍼灸整骨院で鍼灸治療を行う場合は、ここでご紹介したようなことについて十分に把握しておきましょう。
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仕事に勉強に頑張る方になりますと、体の痛みには慢性的に悩まされる方も多いのです。この場合は医療機関で診断を受けて処方薬で改善しようと考える方が多いのでしょうが、ここでよりスムーズに痛みを解消しようとされる方は整体施術を一緒に活用されることもあるでしょう。しかし、ここでオススメなのが鍼灸治療でして、鶴岡市、庄内、鶴岡駅のエイト鍼灸整骨院では多くの患者さまにご満足いただけるような大変心地良い鍼灸施術をご用意しています。
そもそも鍼灸治療の意義は何処にあるのかと言いますと、痛みを伴う患部を含めた組織の自然治癒力を向上させるところにあるでしょう。整体治療は定期的に続けて行くことで健康向上がなされて行く訳ですが、施術を止めてしまうと次第に症状が再発するリスクも否定できない部分もあります。鍼灸施術はこの点を補うことができる大きなメリットがありまして、痛みの出にくい体を構築することができるでしょう。鶴岡市、庄内、鶴岡駅のエイト鍼灸整骨院での鍼灸治療は、痛みもなくて使い捨ての鍼を使っていますのでとても安心です。
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