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産後は便秘しやすい体になってしまう?解消のポイントは

2018.10.29 | Category: 産後のボディケア

もともと、女性は腹筋が弱く便秘になりやすいですが、産後はさらに便秘しやすい体になってしまいます。
便秘になると体調が崩れたり、血行不良で母乳の質も低下します。
ですが安易に便秘薬を使用することはできないので、原因や解消のポイントを押さえておきましょう。

 

 

・しっかり水分を補給する

 

母乳育児をしている場合、母体は水分が不足しやすくなります。
赤ちゃんが母乳を飲む量を見れば分かりますが、数時間おきに200mlから300mlの水分が排出されます。
水分は母乳以外からも排出されるので、こまめに補給をしないと水分不足になってしまいます。

 

水分が不足すると、便が硬くなるため排便しにくくなるのです。
また便が長時間腸に残ったままだと、わずかな水分も吸収してしまいます。
ですので、母乳育児をしているママは水分をたっぷり補給することを心がけましょう。

 

人間は普通の状態でも1日に1リットル以上の水を飲んだ方が良いと言われています。
授乳中は母乳の分も補給しなくてはいけないので、プラス1リットルの水分を摂るようにするといいですね。

 

 

・ながら運動で運動不足を解消

 

赤ちゃんが小さいうちは不要な外出は控えますし、どこにいても赤ちゃんから目を離せないので行動範囲が狭くなります。
家の中でも、できるだけ赤ちゃんのそばにいるようにするので、運動不足になってしまいます。

 

運動不足になると全身の血行が悪くなりますし、筋力も衰えていきます。
血液が行き渡らないと腸の活動が低下するため、便の排出が滞りやすくなります。
便を排出するには足腰の筋力も必要ですから、筋力の低下は便秘を引き起こします。

 

育児中は運動のための時間は取りづらいですが、ラジオ体操をしたり、赤ちゃんの相手をしながらストレッチをするなど意識的に体を動かしましょう。

 

 

・腸の活動を活性化する食べ物を摂る

 

便秘解消のためには栄養バランスのとれた食事をすることが基本です。
しかし、忙しい育児中は食事に時間をかけられないので、腸を活性化する食べ物を意識して摂りましょう。
一番手軽なのは、ヨーグルトなどの乳製品や納豆、お漬物などの発酵食品です。

 

これらの食品は善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれます。
また、食物繊維は排便しやすい便を作ったり、便を重くして腸の蠕動運動を活性化してくれます。
ごぼうやこんにゃく、きのこ類や海藻類などをたっぷり食べるように心がけると便秘に改善に効果的です。

 

 

便秘を放置すると、体が重くなって肥満の原因にもなりますし、倦怠感などで育児も億劫になってしまいます。
体の不調はメンタルにも悪影響を及ぼすので、自分に合った解消法で便秘を改善していきましょう。