- Blog記事一覧 -10月, 2018 | 鶴岡市・庄内・鶴岡駅 エイト鍼灸整骨院 - Part 14の記事一覧
10月, 2018 | 鶴岡市・庄内・鶴岡駅 エイト鍼灸整骨院 - Part 14の記事一覧
産後は体重が減少しますが、これは赤ちゃんの重さ分だけではありません。
出産時には、羊水も排出されますし、胎盤も赤ちゃんと一緒に排出されていきます。
これらの総量分が妊娠中の体重よりもなくなるので、大幅に体重が落ちるのですね。
ですが体重が落ちてもお腹周りの脂肪が気になる方も多いようなので、その理由をご説明します
・筋肉量の減少による基礎代謝の低下
妊娠中は、体への負担をかけるようなハードな運動は禁止されています。
また、お腹が大きくなっていくと動くのも大変なので、どうしても運動不足になります。
妊娠後期は必要なこと以外は体を動かさない、という方も少なくありません。
すると筋肉が落ちてしまうのですが、筋肉は大きなエネルギーを使って動かします。
筋肉量が減るとエネルギーも使わなくなるので、基礎代謝量が低下してしまいます。
基礎代謝は毎日の生活で使われるエネルギーですから、低下することで脂肪の燃焼効率が悪くなるのです。
・骨盤の歪み
赤ちゃんが産まれる時は、骨盤が大きく開きます。
骨盤がしっかり開くことで、赤ちゃんは産道を通って外に出られるのですね。
ただし、この骨盤は一度開くとなかなか元に戻りません。
しかも戻るまでの期間に腰に負担をかけたり、姿勢が悪かったりすると歪んでしまいます。
産後は赤ちゃんの授乳やおむつ替えなどで猫背になることが多く、また運動不足にもなりがちです。
そのため、骨盤が歪んだまま固定されてしまったり、元に戻らないのです。
骨盤が元の状態に戻らないと下腹部に脂肪がつきやすくなるため、落ちづらくなるのですね。
・ホルモンバランスの乱れ
妊娠中や授乳中というのは、女性ホルモンの分泌量が大幅にアップします。
しかし、出産をすると少しずつ分泌量が減っていくのですが、この間にホルモンバランスが乱れることがあります。
女性ホルモンには脂肪を付きやすくするプロゲステロンというものがあり、バランスが崩れるとこのホルモンが優位になってしまうことがあるのです。
また、ホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れも引き起こします。
自律神経が乱れると、満腹中枢の機能が狂い間食が増えたり、甘いものや脂っこいものを食べてしまいます。
育児で忙しい合間にちょこちょこ食べるとカロリーの総摂取量が増えてしまうため、お腹周りの脂肪はどんどん蓄積していきます。
体脂肪の量は体重と比例しているわけではありません。
産後は食事や睡眠が不規則になるので、普通でも太りやすい状態です。
さらに、このように脂肪が落ちにくい原因も重なりますから、元の体型に戻すには早めに対策を行うことが肝心なのです。
産後は、24時間気の抜けない新生児の育児が始まるので、自分の体のケアは二の次になってしまいますね。
それでもシャワーを浴びた時など、ふとした時にはお腹周りの脂肪が気になるものです。
出産前の体型になるには、無理は禁物ですが、やはり日々の努力が必要になります。
と言っても自分の時間を作るのは大変ですから、効率よくお腹周りの脂肪を落とせる運動をご紹介します。
・王道の腹筋運動で筋力をつける
お腹の筋肉量を増やすというのは、お腹周りの脂肪を落とす一番の近道です。
その効果がもっとも高いのは、ダイレクトに筋肉に働きかけてくれる腹筋運動です。
腹筋運動は産後の体に負担をかけるイメージがあるかもしれません。
ですが、産褥運動の一つとして推奨されているので安心してください。
と言っても、アスリートが行うようなきつい腹筋運動は禁物です。
仰向けに寝たら、両足を腰幅に開いて両膝を立てます。
その姿勢のまま、お腹の筋肉を使って上半身をゆっくり引き上げていきましょう。
この運動を5回ほど、きつくなければ10回ぐらい行ってください。
・骨盤体操で正しい位置に戻す
産後のお腹周りの脂肪は、骨盤の位置がずれている状態だと落としづらくなります。
骨盤は、出産をすると半年ほどかけながら元に戻りますが、その間に歪んでしまうことが多いです。
産後の柔らかい状態で骨盤体操をしておくと、正しい位置に戻りやすくなるので実践してみましょう。
一番手軽なのは、骨盤スクワットです。
足を肩幅ぐらいに開き、両足のつま先はできるだけ外側に向けます。
その位置を保ったまま、ゆっくりと腰を下ろしていきましょう。
この時、姿勢は前や後ろに傾かないように、膝がつま先から出ないように意識してください。
50秒ぐらいかけて限界まで腰を落としたら、またゆっくり元の体勢に戻していきます。
この骨盤スクワットも5回から10回、無理をしないで行いましょう。
・3分立ちで体のラインを整える
運動というほどではありませんが、3分間まっすぐ立つというのも体のラインを整えてお腹周りの脂肪を落としやすくしてくれます。
壁に背中をつけたら、後頭部と両肩の後ろ部分、お尻のふくらみ、かかとも揃えて壁につけます。
目線はまっすぐ前を見て、軽く顎を引きましょう。
頭頂部から両足の間まで、1本の線を通すようなイメージでまっすぐに立ってください。
その姿勢を保ったまま、ゆっくり呼吸をしながら3分間立ちます。
これだけで歪みが矯正されるので、脂肪が燃焼されやすい体作りに役立ってくれます。
ただ、体の状態によってはこれらの運動でもきついという方もいるかもしれません。
体に負担がかかる場合は矯正下着などを利用して、脂肪を落としていきましょう。
産後ボディケアの方法はいろいろありますが、脂肪を燃焼させるにはやはり体を動かすのが一番です。
と言っても、運動が苦手だったり嫌いだったりすると、どうしてもやる気が出ませんね。
また運動は正しい方法で行わないと効果が出ないので、トレーニングアイテムを活用するのがおすすめです。
中には、運動をしなくてもトレーニング効果が得られるアイテムもあるので、取り入れやすいものを選ぶといいですね。
・邪魔にならないダンベル
トレーニングアイテムというと、真っ先に思い浮かぶのがランニングマシンやエアロバイクですね。
歩いたりサイクリングをしたりすると、有酸素運動になります。
確かに、有酸素運動は脂肪の燃焼効率が良いので、家で運動をするには最適です。
ですがこれらのマシンに限らず、大きいものは邪魔になるので置きたくないという方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのがダンベルです。
小さく場所を取らないダンベルは、適度な負荷をかけられるので安全に筋トレができます。
筋肉量が増えればエネルギーの消費効率もアップするので、ダンベルで鍛えていきましょう。
・手軽に筋トレができるEMSマシン
一昔前に一世を風靡したEMSマシンは、低周波によって筋肉を収縮させて鍛えてくれるトレーニングマシンです。
今は、昔よりもハイスペックになり、脂肪の燃焼を促進する効果も期待できるようです。
ベルトタイプはお腹に巻きつけるだけなので、手軽にぜい肉を落とす効果が期待できます。
また、装着していても自由に動けますから、育児や家事に忙しくても筋力トレーニングができるのも魅力です。
お値段はリーズナブルなものから高額なものまで幅が広いですが、あまり安いものは止めましょう。
低価格のEMSマシンは、周波数の調整幅が小さかったり、機能が少ないので使い勝手が悪いです。
トレーニングアイテムは使いやすさが重要なので、お値段よりも機能で選びましょう。
・骨盤ベルトで歪みを矯正
骨盤を矯正したいけど、エクササイズをする時間が取れない、忙しくて忘れてしまうという方も多いでしょう。
エクササイズは矯正効果があるものの、毎日続けないと効果が得られません。
そこでおすすめなのが骨盤ベルトです。
骨盤ベルトは、正しい位置で骨盤を固定した状態を保てるので、歪みや開きの矯正に役立ってくれます。
ベルトだとずれてしまうという方は、骨盤用ガードルなどもおすすめです。
産後は思うようにトレーニングができないので、それがストレスになってしまうことがあります。
ストレスは育児にも影響しますし、肥満の原因の一つにもなるものです。
ですので、トレーニングアイテムを活用して心の負担も贅肉も減らしていきましょう。
妊娠をすると、どんどんお腹が大きくなっていきます。
これは胎児が成長している証ですから、ママにとっては嬉しい変化ですね。
ですが、お腹が大きくなるとその分妊娠線のリスクが高くなるので、喜んでばかりもいられません。
妊娠線は一度出来ると消えないと言われているので、できやすい人の特長や必要な産後ボディケアをしっかり学んでおきましょう。
・妊娠線ができやすい人の特長とは
妊娠線は、脂肪が急激に増えたり、胎児の成長でお腹が大きくなることでできます。
急激にお腹が大きくなると、皮膚が引っ張られてしまいます。
皮膚の一番上の表皮は柔軟性があるので、引っ張られても対応できるのですが、皮下組織は表皮ほど弾力がありません。
そのため皮膚を引っ張る力が強いと、コラーゲン線維などに亀裂が入ってしまい、その亀裂が透けて見えるのが妊娠線になります。
つまり、妊娠線ができやすい人は急激に体重が増えてしまったり、多胎妊娠だったり、乾燥肌などで皮膚に柔軟性がないというのが特長になります。
・妊娠線を予防するには
妊娠線は、絶対にできるものではありません。
しかし、できやすい人の特長に当てはまらないからといってできないというわけでもありません。
妊娠線が出来てしまってからケアしても遅いですから、まずは毎日の中で予防していきましょう。
まず一番重要なのは、急激に太らないようにすることです。
妊娠をすると食欲をコントロールするのは難しいですが、妊婦だからといって食べ過ぎないようにしてください。
また、肌の柔軟性を保つことも必要なので、保湿ケアもしっかり行いましょう。
特にお腹が大きくなってくると、見えない部分のケアが不足してしまいます。
お腹の下側にもたっぷりクリームを塗って、肌が乾燥しないようにしてください。
・産後ボディケアで必要なこと
産後のボディケアで必要なのは、妊娠線の予防とかぶりますが保湿ケアです。
肌細胞というのは、ターンオーバーによって再生されます。
ターンオーバーを促進して新しい肌細胞が生成されれば健康な肌になるので、妊娠線も目立たなくなります。
ターンオーバーに必要なのは充分な保湿ですから、産後ボディケアでもしっかり保湿をしましょう。
使うものは、妊娠線専用のものでも普通の保湿クリームでも構いません。
こまめに保湿をすることで、肌の再生が促進されて妊娠線の解消や緩和効果が期待できます。
妊娠線は、例えお腹の脂肪を落としても残ります。
普段は人に見られる部分ではありませんが、それでも温泉や海などで見えてしまうこともあるでしょう。
いつまでも綺麗なママを目指すなら、きちんとケアをして予防や緩和をしておきたいですね。
妊娠線は、予防ケアをしておかないと、妊婦さんの半数以上にできると言われています。
妊娠線は真皮や皮下組織の損傷によってできるため、一度できてしまうと消すのが難しいのが実情です。
しかし頑張ってケアすれば消せることもあるので、産後ボディケア用クリームを使って改善していきましょう。
・クリームの役割
油分は肌に浸透しないので、油分が主成分のクリームは、美容への効果がほとんどないと考えられていました。
ですが近年では、肌トラブルの原因となる乾燥やダメージへの抵抗力の低下は、バリア機能の衰えだということが分かっています。
本来なら、肌は皮脂や汗などの成分が入った天然の保湿クリームで肌を守ります。
しかし肌の機能が低下すると、皮脂の分泌バランスが狂ったりセラミドが不足してバリア機能が保てなくなります。
クリームの油分は表皮に薄い油膜を張ることで、バリア機能が衰えた肌を守り、内部での回復作業をサポートする役割を持っているのです。
・産後ボディケア用クリームとは
普通のクリームでも、妊娠線が出来た部分の肌を守る働きはしてくれます。
しかし、妊娠線は真皮まで損傷しているので、バリア機能をサポートするだけではダメージを回復させることはできません。
産後ボディケア用クリームには、油分だけではなく美容成分が配合されているのが特長です。
商品によって使われる美容成分は異なりますが、ターンオーバーを活性化する効果を持つ成分が入っているのが基本です。
美容成分によってターンオーバーを促進しながら、さらに肌を守り、保水力を高める効果が期待できます。
このように、肌の生まれ変わりを促してくれるので、産後ボディケア用クリームは妊娠線の改善に効果的なのですね。
・おすすめの産後ボディケア用クリーム
妊娠線を消すためには、真皮の亀裂を改善しなくてはいけません。
真皮を構成している主成分はコラーゲンなので、コラーゲンの合成を促したり、コラーゲンの質を高める必要があります。
コラーゲンの合成や強化をしてくれるのは線維芽細胞です。
ですので、おすすめの産後ボディケア用クリームは、線維芽細胞を活性化する美容成分が入っているものになります。
線維芽細胞に働くのは、ビタミンC誘導体やレチノールなどの成分です。
また、プラセンタも効果的なのでこういった成分が入っている産後ボディケア用クリームを選べば、妊娠線の解消効果が期待できます。
妊娠線は放っておいても治りません。
逆に、ケアをしないと肌機能がさらに低下して状態が悪化することもあります。
産後ボディケア用クリームは機能の低下を防いでくれるので、1日でも早く使い始めることが妊娠線解消のポイントです。