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産後は赤ちゃんのために乳腺が発達し、個人差はあるものの胸はいつもより数サイズアップします。
ですが半年ほど経つと、授乳の量も減少するため母乳の生成も減っていきます。
そのため胸は少しずつしぼんでしまいます。
さらに赤ちゃんが母乳を吸う力はとても強いので、皮膚が伸びてしまいますから、産後のボディケアのためにマタニティブラを活用しましょう。
・マタニティブラは必要?
母乳が詰まったバストは重量があるので、しっかり支えておかないと皮膚が伸びていきます。
常に支えている状態と支えていない状態では、皮膚の伸び方が違います。
マタニティブラなら、胸を全体的に支えてくれるので、バストへの負担を軽減できます。
その分、バストの崩れ具合も緩和できますから、マタニティブラは産後のボディケアには必要不可欠なのです。
授乳でバストの形が崩れても、バストケアクリームやマッサージなどでケアをすることは可能です。
ですが、皮膚の状態によってはこれらのケアだけでは元に戻らないことがあります。
その時になって後悔しないためにも、マタニティブラでケアをしておく必要があるのですね。
・マタニティブラの特長
産後のバストというのは、短期間で大きさがいろいろ変化をします。
母乳が貯まってくると大きくなりますし、授乳をすれば赤ちゃんが飲んだ分小さくなります。
また、母乳の生成量も栄養や水分の摂り方によって変わるので、毎日変わります。
マタニティブラは、バストサイズが細かく変化をする産後の胸に対応する特長を持っています。
普通のブラジャーは、胸の形を補正したりボリュームアップしたりする機能しかありません。
そしてこの機能が働くのは、バストサイズが常に一定している時だけです。
マタニティブラはサイズが変わっても優しくバストにフィットして、胸全体を支えてくれるのが特長ですから、バストの崩れを防ぐ効果が期待できるのですね。
・締め付け感がないので苦しくない
急激に胸が成長すると、体はその状態になれていないので首や肩にストレスがかかります。
また、常に母乳が生成されるため、バストサイズがあっているブラジャーでも苦しくなります。
マタニティブラは、普通のブラジャーと違い締め付け感がありません。
つけ心地がとても楽で、不要なストレスをかけることなくバストを支えてくれるのも特長です。
ですので、無理な負担がかかる前にマタニティブラにシフトするのが正解です。
マタニティブラというと産後に使うイメージがあるかもしれません。
ですが、妊娠中から着けることでさらにバスト崩れを防ぐ効果がアップするので、妊娠3ヶ月を目安に使い始めましょう。
授乳中はハリのある大きな胸だったのに、断乳をしたら急激にしぼんで小さくなってしまった、という経験を持つママは少なくありません。
個人差はありますが、妊娠産後は乳腺の発達によって胸が大きくなります。
ですが、働きを終えると乳腺は衰えるので、胸はしぼみ皮膚はたるんでしまうのです。
そんな胸に悩んでいる方は、バストアップクリームを上手に使用して産後のボディケアを始めてみてはいかがでしょうか。
・バストアップクリームは効果があるの?
一般的にバストアップクリームは、もともと胸が小さい人が使うイメージがありますね。
ですので、産後のしぼんだバストには効果がないと思う方もいるでしょう。
しかし授乳などでしぼんだりたるんだりしたバストであっても、バストアップクリームは効果を発揮してくれます。
バストアップクリームに使われる成分は商品によって異なります。
ですが、どんな成分であっても乳腺を発達させたり、保湿によって皮膚のハリを取り戻すなどバストアップに働く効果を持っています。
バストアップの仕組みは、出産前も後も同じですから、産後のボディケアにバストアップクリームを使うのは効果的なのですね。
・バストアップクリームの使い方
バストアップクリームは、塗るだけでバストアップ効果が期待できます。
ですが、プラスαでもっと効果を高めることができます。
それはバストマッサージをしながら塗るということです。
マッサージというと面倒なイメージがあるかもしれませんが、簡単なもので構いません。
バスト全体にクリームを塗ったら、胸の谷間から胸の形に沿って円を描くようにマッサージします。
これを左右10回ほど行ったら、できるだけ背中やお腹のお肉を胸にかき集めましょう。
そのお肉をブラジャーのカップに綺麗に収めたら、ブラジャーをきちんと装着してください。
これだけでバストアップクリームの効果がアップします。
・授乳中に使っても大丈夫?
バストアップクリームは、胸がしぼんでから使うよりも、その前からケアを始めた方が効果も出やすくなります。
ですが、授乳中に使うのは赤ちゃんへの影響が心配ですね。
しかしバストアップクリームは、体内に吸収されるサプリメントとは違います。
外側から働きかけるので、有効成分が赤ちゃんに影響を与えることはありません。
と言っても、授乳の時に赤ちゃんの口に入ってしまうと危ないですから、バストトップはきちんと消毒してください。
胸は女性の象徴ですから、形が変化をするとメンタル面にも影響を与えます。
元気に育児をするためにも、胸のことで悩まないようにバストアップクリームでしっかりケアをしていきましょう。
産後は体重が減少しますが、これは赤ちゃんの重さ分だけではありません。
出産時には、羊水も排出されますし、胎盤も赤ちゃんと一緒に排出されていきます。
これらの総量分が妊娠中の体重よりもなくなるので、大幅に体重が落ちるのですね。
ですが体重が落ちてもお腹周りの脂肪が気になる方も多いようなので、その理由をご説明します
・筋肉量の減少による基礎代謝の低下
妊娠中は、体への負担をかけるようなハードな運動は禁止されています。
また、お腹が大きくなっていくと動くのも大変なので、どうしても運動不足になります。
妊娠後期は必要なこと以外は体を動かさない、という方も少なくありません。
すると筋肉が落ちてしまうのですが、筋肉は大きなエネルギーを使って動かします。
筋肉量が減るとエネルギーも使わなくなるので、基礎代謝量が低下してしまいます。
基礎代謝は毎日の生活で使われるエネルギーですから、低下することで脂肪の燃焼効率が悪くなるのです。
・骨盤の歪み
赤ちゃんが産まれる時は、骨盤が大きく開きます。
骨盤がしっかり開くことで、赤ちゃんは産道を通って外に出られるのですね。
ただし、この骨盤は一度開くとなかなか元に戻りません。
しかも戻るまでの期間に腰に負担をかけたり、姿勢が悪かったりすると歪んでしまいます。
産後は赤ちゃんの授乳やおむつ替えなどで猫背になることが多く、また運動不足にもなりがちです。
そのため、骨盤が歪んだまま固定されてしまったり、元に戻らないのです。
骨盤が元の状態に戻らないと下腹部に脂肪がつきやすくなるため、落ちづらくなるのですね。
・ホルモンバランスの乱れ
妊娠中や授乳中というのは、女性ホルモンの分泌量が大幅にアップします。
しかし、出産をすると少しずつ分泌量が減っていくのですが、この間にホルモンバランスが乱れることがあります。
女性ホルモンには脂肪を付きやすくするプロゲステロンというものがあり、バランスが崩れるとこのホルモンが優位になってしまうことがあるのです。
また、ホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れも引き起こします。
自律神経が乱れると、満腹中枢の機能が狂い間食が増えたり、甘いものや脂っこいものを食べてしまいます。
育児で忙しい合間にちょこちょこ食べるとカロリーの総摂取量が増えてしまうため、お腹周りの脂肪はどんどん蓄積していきます。
体脂肪の量は体重と比例しているわけではありません。
産後は食事や睡眠が不規則になるので、普通でも太りやすい状態です。
さらに、このように脂肪が落ちにくい原因も重なりますから、元の体型に戻すには早めに対策を行うことが肝心なのです。
産後は、24時間気の抜けない新生児の育児が始まるので、自分の体のケアは二の次になってしまいますね。
それでもシャワーを浴びた時など、ふとした時にはお腹周りの脂肪が気になるものです。
出産前の体型になるには、無理は禁物ですが、やはり日々の努力が必要になります。
と言っても自分の時間を作るのは大変ですから、効率よくお腹周りの脂肪を落とせる運動をご紹介します。
・王道の腹筋運動で筋力をつける
お腹の筋肉量を増やすというのは、お腹周りの脂肪を落とす一番の近道です。
その効果がもっとも高いのは、ダイレクトに筋肉に働きかけてくれる腹筋運動です。
腹筋運動は産後の体に負担をかけるイメージがあるかもしれません。
ですが、産褥運動の一つとして推奨されているので安心してください。
と言っても、アスリートが行うようなきつい腹筋運動は禁物です。
仰向けに寝たら、両足を腰幅に開いて両膝を立てます。
その姿勢のまま、お腹の筋肉を使って上半身をゆっくり引き上げていきましょう。
この運動を5回ほど、きつくなければ10回ぐらい行ってください。
・骨盤体操で正しい位置に戻す
産後のお腹周りの脂肪は、骨盤の位置がずれている状態だと落としづらくなります。
骨盤は、出産をすると半年ほどかけながら元に戻りますが、その間に歪んでしまうことが多いです。
産後の柔らかい状態で骨盤体操をしておくと、正しい位置に戻りやすくなるので実践してみましょう。
一番手軽なのは、骨盤スクワットです。
足を肩幅ぐらいに開き、両足のつま先はできるだけ外側に向けます。
その位置を保ったまま、ゆっくりと腰を下ろしていきましょう。
この時、姿勢は前や後ろに傾かないように、膝がつま先から出ないように意識してください。
50秒ぐらいかけて限界まで腰を落としたら、またゆっくり元の体勢に戻していきます。
この骨盤スクワットも5回から10回、無理をしないで行いましょう。
・3分立ちで体のラインを整える
運動というほどではありませんが、3分間まっすぐ立つというのも体のラインを整えてお腹周りの脂肪を落としやすくしてくれます。
壁に背中をつけたら、後頭部と両肩の後ろ部分、お尻のふくらみ、かかとも揃えて壁につけます。
目線はまっすぐ前を見て、軽く顎を引きましょう。
頭頂部から両足の間まで、1本の線を通すようなイメージでまっすぐに立ってください。
その姿勢を保ったまま、ゆっくり呼吸をしながら3分間立ちます。
これだけで歪みが矯正されるので、脂肪が燃焼されやすい体作りに役立ってくれます。
ただ、体の状態によってはこれらの運動でもきついという方もいるかもしれません。
体に負担がかかる場合は矯正下着などを利用して、脂肪を落としていきましょう。
産後ボディケアの方法はいろいろありますが、脂肪を燃焼させるにはやはり体を動かすのが一番です。
と言っても、運動が苦手だったり嫌いだったりすると、どうしてもやる気が出ませんね。
また運動は正しい方法で行わないと効果が出ないので、トレーニングアイテムを活用するのがおすすめです。
中には、運動をしなくてもトレーニング効果が得られるアイテムもあるので、取り入れやすいものを選ぶといいですね。
・邪魔にならないダンベル
トレーニングアイテムというと、真っ先に思い浮かぶのがランニングマシンやエアロバイクですね。
歩いたりサイクリングをしたりすると、有酸素運動になります。
確かに、有酸素運動は脂肪の燃焼効率が良いので、家で運動をするには最適です。
ですがこれらのマシンに限らず、大きいものは邪魔になるので置きたくないという方も多いでしょう。
そんな方におすすめなのがダンベルです。
小さく場所を取らないダンベルは、適度な負荷をかけられるので安全に筋トレができます。
筋肉量が増えればエネルギーの消費効率もアップするので、ダンベルで鍛えていきましょう。
・手軽に筋トレができるEMSマシン
一昔前に一世を風靡したEMSマシンは、低周波によって筋肉を収縮させて鍛えてくれるトレーニングマシンです。
今は、昔よりもハイスペックになり、脂肪の燃焼を促進する効果も期待できるようです。
ベルトタイプはお腹に巻きつけるだけなので、手軽にぜい肉を落とす効果が期待できます。
また、装着していても自由に動けますから、育児や家事に忙しくても筋力トレーニングができるのも魅力です。
お値段はリーズナブルなものから高額なものまで幅が広いですが、あまり安いものは止めましょう。
低価格のEMSマシンは、周波数の調整幅が小さかったり、機能が少ないので使い勝手が悪いです。
トレーニングアイテムは使いやすさが重要なので、お値段よりも機能で選びましょう。
・骨盤ベルトで歪みを矯正
骨盤を矯正したいけど、エクササイズをする時間が取れない、忙しくて忘れてしまうという方も多いでしょう。
エクササイズは矯正効果があるものの、毎日続けないと効果が得られません。
そこでおすすめなのが骨盤ベルトです。
骨盤ベルトは、正しい位置で骨盤を固定した状態を保てるので、歪みや開きの矯正に役立ってくれます。
ベルトだとずれてしまうという方は、骨盤用ガードルなどもおすすめです。
産後は思うようにトレーニングができないので、それがストレスになってしまうことがあります。
ストレスは育児にも影響しますし、肥満の原因の一つにもなるものです。
ですので、トレーニングアイテムを活用して心の負担も贅肉も減らしていきましょう。